心療内科・精神科クリニック開業のポイント

2018.04.05

心療内科・精神科クリニック開業のポイント

心療内科・精神科の開業は、導入する医療機器が少ないため、比較的安価に開業できます。そのため心療内科・精神科クリニックの数は顕著に増加しておりますが、主要な保険診療点数である"通院・在宅精神療法"は引き下げ傾向にあります。
今後、厚労省が進める医療費適正化の流れの中で、診療報酬が大きく上がるとは考えにくいです。開業前の段階から今後さらに診療報酬点数が下がっても安定した経営を続けるために、患者満足度向上と効率的な診療に力を注ぐ必要があります。

患者さんのプライバシーに配慮したクリニック運営方法を検討することで、開院後の安定した運営が左右されますので、開業資金は宣伝広告や内装に重点を置き、落ち着いた雰囲気を意識しましょう。

インターネット広告による集患対策
特に心療内科・精神科の患者さんは、インターネットを通じてクリニックを探すことが多いので、"このドクターに相談したい"と思わせるような患者さんが見て理解しやすいホームページの作成とSEO対策(検索エンジン対策)に力を注ぐことをお勧めします。

患者の不安を取り除くための情報提供体制
心療内科・精神科クリニックに来院する患者さんの中には、薬の副作用などの治療内容について、インターネットの情報サイトや掲示板で様々な情報が飛び交っていることによって不安を抱いて来院する方が多いです。中には、誤った情報を信じ込んでいる患者さんもいるため、不安や誤解を取り除き、安心して通院してもらうために、薬剤や症状、各種制度など、正しい情報を患者に合わせて提供する必要があります。
徹底した教育により受付スタッフも医療や制度の知識をある程度身に付ける方が、患者満足度向上やクレーム防止に繋がってきます。

調剤薬局との連携と対策

医薬分業上は指定の調剤薬局を勧めることはできませんが、近隣の調剤薬局に処方箋を渡す際、名前ではなく番号等でお呼びする、名前は呼ぶが処方箋の確認を口に出さず指差し確認でご説明するなど、患者さんのプライバシーの配慮を開院前にお願いすることをお勧めします。

電話対応の重要性
心療内科・精神科のクリニックの場合、初診予約は電話で行うケースが多いかと思います。電話予約の場合、最初に患者さんと接するのが受付スタッフになりますので、開業前のスタッフ研修の際に、クリニック内での対応だけでなく、電話対応もしっかり研修されることをお勧めいたします。

開業立地について・・・変わりつつある開業立地

多くホームページでは、開業立地について開業コンサルタントや税理士のコメントとして

"心療内科・精神科に来院される患者さんの多くは、通院していることを他人に知られたくない気持ちがあるため、駅前では表通りから1本入った場所で、2階以上のテナントをお勧めします。 患者様の多くは、会社と自宅の中間駅で、駅から比較的近いクリニックに来院する傾向が高いため、利便性のある駅での開業をお勧めします。"

と掲載されているケースが多く見受けられ、心療内科・精神科におきましては上記のような立地での開業が、最善の開業立地とお考えの先生方も多いかと思います。

しかし最近の傾向として"成功する心療内科・精神科の開業立地"は変わりつつあります。

弊社の開業支援事例の開業立地を例としますと、今年1月にJR難波駅前にあるマンション群での1階テナント開業で、非常に視認性の良い開業立地でした。

この場合、一般的な従来の心療内科・精神科向けの開業立地の概念とは異なっており、むしろ内科や整形外科の開業立地と同様に近隣住民を対象とした好立地での開業ですが実際には開業から1ヶ月後には既に損益分岐点を超え、大変御盛業されておられます。

このように時代の流れと共に最適な開業立地は変わりつつあります。

◇弊社おすすめの医療モール

1.メガシティタワーズクリニックモール

2.西九条駅前医療モール

(カテゴリ|診療科目別開業ポイント)

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