京都府の医院開業動向情報・医師クリニック開業情報
京都府の一般診療所数は、約2,460施設。これは人口10万人当たりの診療所数にすると94.2施設です。医療施設の充実度では、近畿圏では和歌山県に次いで第2位、全国でも屈指の充実度です。医師数も多いため、クリニック開業後の非常勤医師も難なく見つかることでしょう。
京都府の一般診療所数は約2,460施設。人口10万人当たりの一般診療所数にすれば94.2施設となります。これは全国平均の79.1施設を大幅に上回る数値です。もともと、これだけ一般診療所が充実していながらも、平成16年から平成26年にかけては、さらに66施設(2.7%増)も増えています。このデータからも分かるように、今後も、一般診療所の開業ニーズは引き続き増えていくと予想できるでしょう。
開業されている診療科目の中でももっとも多いのが内科です。約1,530の診療科で標榜科目となっています。次に多いのが小児科と消化器内科で、それぞれ約450の診療科で標榜科目となっています。
京都府では、人口10万人当たりの医師数は312.2人です。これは全国平均の237.8人と比較しても大幅に上回っており、近畿圏内ではもっとも充実した数値です。診療所の医療スタッフとなる医師もすぐに見つかり、あなたの開業を手伝ってくれるはずです。
京都市の医院開業・クリニック開業動向
京都府の府庁所在地であり、政令指定都市でもある京都市は、日本を代表する観光都市としても有名で京都府全人口の50%以上の割合を有している京都市。市内にある診療所の数は、厚生労働省の「都道府県-指定都市-中核市別にみた医療施設数-病床数」によると、約1,650施設。当然ながら京都府内で一番の多さです。これを人口10万対診療所数に換算すると、112.8施設にもなります。
人口10万人当りの診療所医師数については、113.4人です。府内では一番多い人数であり、開業地としても人気があることがわかります。
日本が誇る観光都市であることからも、非常に交通網が発達しており、JRや私鉄各線や、路線バス、高速道路も整備されていて、市内の移動や県内外各方面へのアクセスにも優れており、患者様の利便性が抜群な京都市ならではの環境に惹かれ、この地で開業する医師も多いようです。
また、京都市における医療環境を見ると、診療所の数が約1,650施設あります。標榜科目別ごとの施設数では、最も多いのが内科で、約1,010施設、次いで多いのが小児科で、約325施設です。最も少ないのは、産科です。
医師数に関しては、京都市で働く医師を人口10万人当りの診療所医師数で見ると、113.4人です。この数値は、全国の市町村の中でも非常に多い人数と言えます。
診療所数、医師数ともに高い数値を誇る京都市で開業をお考えの方は、クリニック開業予定地周辺のニーズをくみ取りながら、地域住民が求める医療・サービスを提供していくことが大切です。
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