■そもそもチャットボットとは?
「チャットボット(chatbot)」とは、「チャット(chat=会話)」と「ボット(bot=ロボット)」を組み合わせた言葉で、人工知能を活用した自動会話プログラムのことを指します。
その機能は、入力されたテキスト(あるいは音声)に対して自動的に回答を行うというもの。
わかりやすく言うと、人間の質問にコンピュータが答えてくれるわけです。iPhoneやMacbookに搭載されている、Siriという機能を思い浮かべていただくとわかりやすいかもしれません。実はあれもチャットボットの一種なんです。
企業の問合せ窓口やECサイト、飲食店やホテルの予約など、Webでサービスを行う企業には欠かせないサービスになりつつあります。医療業界においても、前回のコラムでご紹介したように、徐々に導入され始めています。
■おすすめのチャットボットサービス
歯科医院専用チャットボット
「Dentabot」(ブランディングテクノロジー 株式会社)
歯科医院への新規来院者の予約を重視したチャットボットです。一般的にホームページを訪れた90%以上の人がお問い合わせする前に離脱しており、離脱してしまっている見込み患者様にチャットボットで話しかけることにより、満足度を高めて離脱させず来院につなげていくチャットボットサービスです。
初回のシナリオ作成費用は掛かりますが、月額1万5千円でチャットボット導入を行うことができます。
BOTCHAN (株式会社wevnal)
ボットシナリオをお客様ご自身で作成できるチャットボットサービスです。自然言語処理、レコメンドエンジンといったAIエンジンと接続が可能で、ユーザとのより自然な会話を実現します。特長としては、自身でシナリオを自由に作ることができるCMS機能がついていること。月額費用も1万円からスタートできるので、AIが搭載されたチャットボットとしては、非常にリーズナブルにスタートすることができる。集患のためのWeb広告と連動し、効果を最大化できる「BOTCHAN for LP」や、予約フォームからの離脱防止、利便性の向上による予約数の増加に特化した「BOTCHANEFO」など、ユーザが求める機能に特化したサービスもラインナップされていることも大きな特長の一つ。
Chat Plus+(チャットプラス株式会社)
チャットプラスは優良顧客を獲得する使いやすさNo.1のチャットサポートツール。
最も大きな特長は、導入費用の安さ。月額1,500円から導入可能。
お電話で患者様へ対応するよりも満足度があがり、窓口対応を行うスタッフの負担を軽減することができます。ただし、AI型のチャットボットの弱点として、きちんとした対応をAIが覚えるまで、時間と手間がかかるということがあり、AI学習のサポートを受けることはできますが、その分の初期コストは考える必要があります。
メディカルリサーチでは、導入のしやすさやしっかりとした効果が見込めること、いろいろな診療科目に対応できる汎用性を考えると「BOTCHAN」をおすすめしています。
患者様への窓口対応や、Webを使った集患対策をご検討されておりましたら、メディカルリサーチにご相談ください。医院の開業時はもちろん、開業後の医院運営改善としてもご検討ください。御医院に合わせた最適なAI活用・チャットボットサービスをご提案させていただきます。